【イボ痔】日帰り手術より入院手術がおすすめの理由

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痔の悩みは、なかなか人に話せないものですよね。

イボ痔や切れ痔や痔ろうなど、痔にはさまざまな種類がありますが、どれも痛みや出血などの不快な症状を引き起こします。

このページでは、私が痔の入院手術を受けた理由についてお話しします。

いぼ痔の恐怖に打ち勝ち、いぼ痔手術系(ほぼ)ノンフィクションサイトの主役を務めることになった千葉県出身の伊保 治郎(43)です。

伊保 治郎(43)
伊保 治郎(43)

「いほ はるろう」と読みます。(「いぼじろう」ではありません!)

いぼ痔手術の最前線で、いぼ痔完治に身を捧げた伊保 治郎の、イボのない生活を追求した軌跡をお届けするため、この「いぼ痔サポートセンター」を立ち上げました。

このページの情報はイボ痔による不具合を改善したい筆者(患者)が、治療を受けるか判断するために調べた情報を非医療従事者である筆者個人の見解でまとめた記事で構成されています。従って筆者が見聞きした情報源の正確性の保証はもとより、誤訳・誤解釈による見解が述べられている可能性があることを予めご了承ください。

目次

イボ痔は日帰り手術より入院手術が良い理由

私は、肛門科の専門家として有名な横浜の松島病院にはるばる千葉から通院し、入院手術を選びました。

近くの肛門科クリニックでは日帰り手術もできると聞きましたが、日帰り手術で期待できる効果にはリスクが高いと感じたからです。

比較はできませんが、結果として入院中にしっかりと私の肛門や食生活を管理ケアしてもらえたおかげで、今では切れ痔にすらならない平穏な肛門に仕上がっています。

入院中には、専属管理栄養士監修のレシピによる食物繊維豊富な食事を提供され、最終日にはあの文明堂謹製のどらやきまで振舞っていただきました。

これは、近所のイボ痔日帰り手術(ALTA)では体験できない貴重な経験となりました。

だから私は、松島病院で入院手術をして良かったと思っています。

もし、あなたも痔の手術を考えているなら、入院手術のメリットや注意点を知っておくと良いでしょう。

それはあなたのイメージしているイボ痔の日帰り手術で享受できるメリットを覆すことになるかもしれません。

私自身の入院ブログの最新エントリーはこちらです。

痔になったかもしれない?

で手術入院した体験ブログをお探しの方はとても多いようです。

しかし残念ながら痔の手術をすでにした人の体験ブログには、あなたの求める答えはほぼ間違いなく書いてないです。

それは、痔の状態や重症度、そして術後の経過(予後)が人によってまちまちだからです。

痔になったかもしれないと思ったら、まずは以下のことをまとめてください。

STEP1:痔の種類を確認する

まずは痔の種類について簡単にまとめます。

  • 痔には「いぼ痔(痔核)」「切れ痔(裂肛)」「痔ろう」の3種類があります。
  • いぼ痔は肛門内側にできる「内痔核」と肛門外側にできる「外痔核」に分けられます。
  • 切れ痔は肛門の皮膚が切れて出血や痛みを引き起こします。
  • 痔ろうは肛門に膿のトンネルができて膿が出たり、肛門以外の場所からも排出されたりします。

より詳しい解説はコチラのページです。

STEP2:肛門科病院を受診する

  • 痔は自己判断や自己治療をしすぎると悪化したり、他の疾患と間違えたりする可能性があります。
  • 病院では専門医が診察や検査を行って、正確な診断や適切な治療を行ってくれます。
  • 病院を受診する際は、「肛門科」や「肛門外科」、「外科」や「消化器外科」などの専門科を選びましょう。
  • 受診が恥ずかしいと思う方も多いかもしれませんが、早めに受診することで、より良い結果が得られることもあります。

私が通院・入院した病院はコチラで紹介しています。

STEP3:日常生活を見直す

痔の主な原因は「便秘」や「下痢」、「排便時のいきみ」「座りっぱなし」などの生活習慣や食生活の乱れです。

痔になった場合は、これらの原因を改善することで、症状の軽減や再発予防につながります。

日常生活で気を付けること

日常生活で気を付けることは以下の通りです。

  • 水分と食物繊維を十分に摂取する
  • 過度な飲酒やストレスを避ける
  • 長時間座りっぱなしや冷えを防ぐ
  • 適度な運動を行う
  • 排便時にりきみすぎない
  • 肛門の衛生を保つ

中等度以上のイボ痔は入院した方が良い理由

私(伊保)は痔になったとき、横浜の松島病院で診てもらいました。

そこで教えてもらったのは、痔は手術しないと完治や自然治癒はないということです。

ボラギノールなどの市販薬では、症状を和らげることはできますが、根本的な治療にはなりません。だから、市販薬に頼るのではなく、肛門科の専門医に相談することをおすすめします。

痔の放置は、時間が経てばいずれは手術しか解決法がなくなるので、ごまかし続けても結果としてお金も時間も無駄になるだけです。

私は手術を決断しましたが、その後の痛みがひどかったです。約2ヶ月も苦しみました。

もし手術をするなら、家で療養するよりも病院で療養する方がいいと思います。

設備や看護体制が整っていますし、個人差もありますから、自分だけ回復が遅いと不安になることもあります。

仕事はどうにかなるものです。

私は手術で完治しましたが、それは横浜の松島病院に肛門科の名医がいたおかげだと感謝しています。

ネットの情報を鵜呑みにしないで!

日帰り手術で簡単!のような情報だけを選り好みしていませんか?無意識に簡単、痛くない、手軽な手術といった情報だけを見ているなら、あなたには冷静に判断できる思考がありません。

  • ネット検索で得られる情報は、一般的なものであり、個人の症状や体質に合わせたものではありません。痔は、原因や種類によって治療法が異なります。自分に合った治療法を知るには、医師の診断が必要です。
  • ネット検索で得られる情報は、正確さや信頼性に欠ける場合があります。痔に関する情報は、医学的な根拠やエビデンスに基づいているとは限りません。また、広告や宣伝目的の情報も多く存在します。信用できる情報源を選ぶことが重要です。
  • ネット検索で得られる情報は、自己判断や自己治療に誘導する場合があります。痔は、放置すると悪化したり、合併症を引き起こしたりする可能性があります。自己判断や自己治療は、病状を悪化させる恐れがあります。早めに専門医に相談することが大切です。

痔の根治は手術しかない

痔を根治するには手術しかありません。

松島病院で初めて診察を受けた時、こう言われました。

イボ痔先生

どんなに痔の進行が進んでいても痔の痛みに耐えられるなら手術しなくてもいいんだよ

イボ痔先生

仮に痛みが治まっても根治してなきゃ一時的なものだから再発するけどね

イボ痔先生

(いずれにせよ)キミにはもうジオン注射は効かないレベルだね

当時の私はどうしても手術が嫌だったので、こう頼みました。

伊保 治郎(43)

まずは薬コースでチャレンジしたいです(的な内容)

と、後に無駄だったと後悔する一番過酷なコースを選択してしまったのです。

私も以前は、ジオン注射や内服・坐薬などの薬物治療で、手術を避けられるのではないかと期待していました。

ネット検索でそういう情報を探していたからです。

しかし、実際には、薬物治療で痔を回復させることは難しい局面まで悪化していました。

薬物治療は、症状を一時的に和らげることはできますが、根本的な原因を解決することはできません。

痔の種類や病期によっては、外科的治療が必要になる場合もあります。

ですから、私の経験から言えば、市販薬での回復に頼らず、早めに病院で診察を受けることをおすすめします。

それが、痔の早期治癒につながります。

入院手術を選択する3つのメリット

私が合理的に考え感じた入院手術を選択するメリットを3つ紹介します。

  • 高額療養費制度を活用すれば負担はそれほどでもない
  • 医療保険等に加入していれば医療費よりも多く支払われる可能性がある
  • そもそも我慢するの意味がない

痔の入院手術を選択するメリットは大きいです。

もちろん、手術にはリスクや負担もありますし、個人の状態や希望によって最適な治療法は異なります。しかし、薬物治療だけでは効果が限られる場合や、症状が重度である場合は、入院手術を検討する価値があると思います。

高額療養費制度の活用で負担は少ない

この制度は、自己負担額が一定の基準を超えた場合に、その超過分を国や自治体が支給するものです。入院手術は高額な医療費がかかりますが、この制度を利用すれば、自己負担額を月8万円程度で抑えることができる人がほとんどだと思います。

医療保険等に加入していれば入院費は賄える

医療保険や生命保険などに加入している場合、入院手術によって一定の給付金が受け取れることがあります。この給付金は、医療費とは別に支払われるもので、自由に使うことができます。場合によっては、医療費よりも多くの給付金が支払われることもあります。

我慢するのは得策でない

痔は痛みが我慢できるうちは、どうしても放置したり市販薬に頼ったりする人もいるでしょう。それは自分の自由ですが、自分にとって良いことは何もありません。

痔は、放置すると悪化したり、合併症を引き起こしたりする可能性があります。また、痔によって排便や日常生活に支障をきたすこともあります。我慢することで、身体的・精神的な苦痛を増やすだけでなく、治癒のチャンスを逃すことにもなりかねません。入院手術は、痔を根本的に治すことができる方法です。早期に手術を受けることで、痔から解放されることができます。

手術が必要になると、放置するほど切開する範囲が広くなり、回復が遅くなったり合併症が起きたりするリスクが高まります。

放置したり市販薬に頼ったりするのはやめて、痛みがひどくなったら(腫れが引かなくなったら)、すぐに治療を受けるべきです。明日にでもお近くの名医に相談しに行きましょう。

私は処方薬での様子見で4ヶ月も無駄に時間をかけてしまいました。

その間に改善することはありませんでした。

私が選んだ横浜の松島病院まで、千葉から片道1時間以上かかるところに住んでいます。

近所の肛門科に行かなかったのは入院設備がなくて不安だったからです。

松島病院は名医と評判で、痔の手術の体験談や口コミもたくさん見つかりました。

最悪の場合でも対応できる病院だと思いました。それで松島病院を選びました。

内服薬も座薬も気休めにしかならない事実

私が手術の覚悟を決める入院前に費やした4か月で得られた感想は、イボを確実に収縮させる飲み薬や座薬なんて存在しないということです。

それでも

痛みをコントロールして延命しよう

そんな浅はかなことを考えているひともいることでしょう。

私も同じ考えだったので安心してください。

家にあったボルタレンロキソニンバファリンを試しに使ってみましたが、

痛みが1日中完全に消えることはありませんでした。

いぼ痔は、病院に行った時には注射や手術でしか治せない場合が多いそうです。

それに完全に治したい人や症状がひどい人は、手術を受けるしかありません。

ネット検索で痔について調べると、あたかも市販薬や処方薬だけで治せそうに感じてしまうサイトもありますが、それは明らかにミスリードです。

早く現実を受け入れて、次のステップに進むことが大切です。

痔の治療で内服薬も座薬も気休めにしかならない理由

  • 痔の症状を一時的に緩和するだけだから
  • 効果がゆっくり現れるから
  • そもそも切れ痔・イボ痔には効果がないから

痔の治療で内服薬も座薬では気休めにしかならない理由を掘り下げます。

ネット検索で得られる情報は参考程度に留めておきましょう。

痔の症状を一時的に緩和するだけだから

内服薬や座薬は、痔の症状を一時的に和らげるだけで、根本的な原因を解決することはできません。痔は、肛門の周囲や内部の血流が悪くなり、血管が腫れたり出血したりする病気です。この血流の悪化や血管の変化を改善するには、外科的治療が必要になる場合があります。

効果がゆっくり現れるから

内服薬は、効果がゆっくりと現れるため、症状が重度である場合や急性である場合には対応できません。血流に乗って患部に届くまでに時間がかかるからです。

そもそも切れ痔・イボ痔(外痔核)には効果がないから

座薬は、患部に直接作用するため効果は早いですが、肛門の内側にできたいぼ痔(内痔核)にしか使えません。肛門の外側にできたいぼ痔(外痔核)や切れ痔(裂肛)には効果がありません。

日帰り入院が最善とは限りません

私がお世話になったのは、痔の名医がいると聞いて選んだ横浜の松島病院です。

日帰り手術も可能だと言われましたが、ほとんどの人は8~10泊くらいで退院するそうです。

(ネット検索すると3日で退院できる病院もあるようです。)

私は遠く(1時間以上かかる)からの入院だったので、

おそらく2週間入院することになる

と言われてびっくりしました。

伊保 治郎(43)

有名な病院なのに、なぜ2週間も入院と言うのだろう

日帰り手術はもちろん、3日程度で退院できる病院も比較的簡単に見つかります。

にもかかわらず、なぜ2週間も、、、と思ったのが正直な気持ちですが、退院可能な曜日の都合もあって16泊したことは結果として良かったと思っています。

だって17日目も変わらず辛かったから。

手術をギリギリまで決断しないのはマジ危険

私が入院していた間に、何度か救急車のサイレンが聞こえてきました。

私がお世話になった松島病院は肛門科の専門病院なので、他の科の患者はほとんどいません。

だから、救急車で運ばれてきた人は、ほぼ間違いなく痔の緊急患者だったと思います。

看護師ナース

月に何人かいるんですよ、痔で救急車

伊保 治郎(43)

痔で救急車ですか。。

横浜周辺だけで月に数件担ぎ込まれているということは、悪化した痔を放置している人が日本中に3桁以上いるのではないでしょうか。

私の都合や病院の予約状況などが影響して1ヵ月半も待たなければならなかったのですが、痔の手術をするかどうかを最後まで迷っていると、ずっと苦しい思いをすることになるかもしれません。

私の場合、病院に初めて行ってから4ヶ月もかかって手術を決心して入院しました。

手術を覚悟して病院に行くと、気持ちが楽になります。

ぜひ、今すぐ病院に行きましょう。

肛門科を訪れる患者さんは幅広い

私は真面目なタイプなので、今でも時々自分から診察を受けに行きます。

待合室は朝からぎっしりなのですが、小学生や女子大生と思われる若い女性もいます。

おじさんや主婦も多いし、老人もたくさん見かけます。

男女の割合は半々ぐらいです。だから、自分と同じような人に出会う可能性は高いと思います。

私は最近、待合室にいる他の人たちはみんな私の後輩だと思っているので、誇らしげに席に座って順番を待っています。

肛門科の待合室は、そんなふうに思い合う場所なのです。

肛門科専門病院なら、恥ずかしがり屋の人でも安心できると思います。

この記事で参考にした情報源

私がこの記事を書きあげるのに参照した引用元です。国語教師でも医療の専門家でもありませんので正確ではない解釈をしている可能性があります。必ずご自身で直接参照元をお読みいただくことをお勧めします。

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