松島病院での残りわずかな食事を有難く食べ続けた感想(36食~43食目)

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長い長い入院生活もついに終わりが見えてきた。

他の人よりも2倍もの時間を病室で過ごしてきた私は、あと3日で自由の身になれると思うと胸が高鳴る。

半面、もうあと3日でこの美味しい食事と別れなければならない。

この3日間は、最後の思い出を作るのだろうか。どんな気持ちになるのだろうか。

でも、一つだけ確かなことは、この入院生活は私にとって忘れられない経験になったということだ。

いぼ痔の恐怖に打ち勝ち、いぼ痔手術系(ほぼ)ノンフィクションサイトの主役を務めることになった千葉県出身の伊保 治郎(43)です。

伊保 治郎(43)
伊保 治郎(43)

「いほ はるろう」と読みます。(「いぼじろう」ではありません!)

いぼ痔手術の最前線で、いぼ痔完治に身を捧げた伊保 治郎の、イボのない生活を追求した軌跡をお届けするため、この「いぼ痔サポートセンター」を立ち上げました。

このページの情報はイボ痔による不具合を改善したい筆者(患者)が、治療を受けるか判断するために調べた情報を非医療従事者である筆者個人の見解でまとめた記事で構成されています。従って筆者が見聞きした情報源の正確性の保証はもとより、誤訳・誤解釈による見解が述べられている可能性があることを予めご了承ください。

目次

松島病院の旨味へのこだわりは半端ない

松島病院では、患者さんの健康に配慮して、出汁と旨味を活かしたヘルシーな味付けにこだわっています。そのため、出汁や旨味が豊富な干しシイタケを献立に取り入れることが多かったように感じます。

干しシイタケは、乾燥することでグアニル酸などの旨味成分が増えて、料理の味を引き立てます。また、ビタミンDや食物繊維なども含まれており、栄養価も高いです。

松島病院の献立は、出汁と旨味をうまく使い、さらに油分を減らす工夫も凝らしたヘルシーな味付けが特徴なので、普段ジャンクフードばかり食べている人も入院中はお菓子やカップラーメンなどを追加で食べずに過ごしてみると良いと思います。

入院13日目(手術後10日目)の献立を紹介

入院13日目より前の献立と食べた感想はこちらのページで公開しています。

入院14日目(手術後11日目)の献立を紹介

第36食:朝食は「焼き魚(白身魚)定食」

松島病院 入院14日目の朝食
ご飯、焼き魚(白身魚)、ごぼうサラダ、ふりかけ、味噌汁、牛乳

ご飯、焼き魚(白身魚)、ごぼうサラダ、ふりかけ、味噌汁、牛乳の「焼き魚定食(白身魚)」は、シンプルでヘルシーな朝食です。

焼き魚の原料となっている白身魚は、食べてもよく分かりませんでした。タラであればタラと記載すると思うので、おそらくナイルパーチではないかと思います。

それにしても、白米は焼き魚とよく合います。皮を取った白身魚ながら、和食として完璧な仕事をこなしてくれていました。白身がふっくらとしていて、塩味もちょうどよく美味しかったです。

そろそろ退院に向けて筋肉を育てなければならないので、タンパク質やビタミンB12などの栄養素が豊富に含まれた白身魚を選んで正解でした。

副菜のごぼうサラダは、ごぼうと色どりのきゅうりとコーンをさっぱりマヨネーズで和えたサラダです。シャキシャキとした野菜は、寝起きの頭を回転させるのにちょうど良いと思います。

私はごぼうの食物繊維やカリウムなどの栄養素は便秘に効果があるので意識的に食べるようにしています。そして牛乳によって吸収力が高まるのも、和食+牛乳の良い組み合わせ効果ではないかと思います。

第37食:昼食は「さわら磯辺焼定食」

松島病院 入院14日目の昼食
かやくごはん、さわら磯辺焼、海藻サラダ、さつま芋甘煮、フルーツ

かやくごはん、さわら磯辺焼、海藻サラダ、さつま芋甘煮、フルーツの「さわら磯部焼定食」は、海の幸と山の幸をふんだんに使った和定食でランチにぴったりのメニューでした。

さわら磯部焼は、さわらの切り身に塩と酒をふってから、青のりをまぶして焼き上げたのだと思います。表面はカリカリで中はふっくらとしていて、口の中に爽やかな青のりの香りが広がり風味豊かな絶品でした。横に添えられた付け合わせのきのことブロッコリーは温野菜と炒め野菜の中間ぐらいの食感でアクセントしてバイプレイヤーの座をしっかりと押さえていて、さわらの旨みと絶妙に調和していました。

かやくごはんは、ごはんに人参や油揚げなどを混ぜて炊いたもので、この入院生活で初の炊き込みご飯ということでテンションが上がりました。海藻サラダは、わかめや昆布を中心とした具材にフレンチドレッシングをかけてあり、和食一辺倒になりかかった口の中をリセットさせるのに効果的でした。ミネラルや食物繊維も豊富なので、私は海藻類が好きです。

さつま芋甘煮は、ほぼデザートです。さつま芋を砂糖やみりんなどで甘く煮てあるので、さっぱりした大学芋として食べました。ビタミンCが豊富なキウイが半分ついていたので、芋で甘くなった締めに甘酸っぱさはちょうど良かったです。

第38食:夕食は「赤魚粕漬焼定食」

松島病院 入院14日目の夕食
ご飯、赤魚粕漬焼、手作り春巻き、中華和え、フルーツ

ご飯、赤魚粕漬焼、手作り春巻き、中華和え、フルーツの「赤魚粕漬焼定食」は、赤魚の粕漬けを焼いたものをメインにした定食屋の和夕食でした。

赤魚粕漬焼は、赤魚を酒粕でしっかりと漬け込んだもので、表面は香ばしくて焼いてあるのに中はふっくらとしていて焼き加減が抜群でした。赤魚には、たんぱく質やビタミンB12などが豊富なので今日の締めくくりに相応しい主菜だったと思います。また、粕漬けにすることで、赤魚の臭みが消えていたのも良かったです。

手作り春巻きは、キクラゲやタケノコなどの歯応えのある食材を包んで油で揚げたもので、少量ながら油分が摂取できたので満足度が引きあがりました。カリカリとした食感は食べていて楽しいです。

中華和えは、もやしとゼンマイを和えたもので、これも食感を重視した副菜です。入院中何度も登場してくれたリンゴは今日も少しだけ塩味がして、どことなく弁当を食べている気分になりましたが、味だけでなく配色を意識した献立では褐色したリンゴは出せないと思うので思いやりだと思います。

赤魚粕漬焼は、スーパーでもよく見かける深海魚の粕漬けですが、私は好んで食べたことがなかったので、今回このような機会ができて本当に良かったと思います。

入院15日目(手術後12日目)の献立を紹介

第39食:朝食は「花野菜と鶏そぼろソテー定食」

松島病院 入院15日目の朝食
ご飯、花野菜と鶏そぼろソテー、納豆、味噌汁、牛乳

ご飯、花野菜と鶏そぼろソテー、納豆、味噌汁、牛乳の「花野菜と鶏そぼろソテー定食」は、花野菜と鶏ひき肉をソテーしたものがメインだったので選びました。

花野菜と鶏そぼろソテーとは、ブロッコリーとカリフラワーを小さく切って、鶏ひき肉と一緒にソテーしたもので、色鮮やかで食欲をそそりました。ブロッコリーとカリフラワーは、ビタミンCやカロテンなどが豊富に含まれており、抗酸化作用や免疫力の向上に効果があるので、この入院生活で老け込んでしまったであろう私には必要な栄養素だったので助かりました。ヘルシーな鶏ひき肉だったので、胸肉だったのだと思います。こうやってたんぱく質やビタミンB群などが摂取できると、心がヘルシーになるので良いと思います。

そして、この入院生活で最初で最後となる納豆も食べることができました。

納豆は大豆を発酵させたもので、たんぱく質やナットウキナーゼなどが豊富なので、腸内環境の改善に効果があるので入院前は毎日食べていました。

第40食:昼食は「鶏野菜あんかけ定食」

松島病院 入院15日目の昼食
ご飯、鶏野菜あんかけ、マカロニサラダ、煮物、生姜昆布和え

ご飯、鶏野菜あんかけ、マカロニサラダ、煮物、生姜昆布和えの「鶏野菜あんかけ定食」は、餡がごはんを進ませる究極ともいえる和風飯でした。

鶏野菜あんかけは、鶏肉を使った献立の中で初となる鶏もも肉だったような気がします。(もしかすると手羽かもしれません)鶏肉を一口大に切って、インゲン、筍、もやし、しいたけをだし汁と片栗粉でとろみをつけたあんをかけたもので、鶏むね肉よりもジューシーな定食でした。

マカロニサラダは、ハムや胡瓜をさっぱりと調整されたマヨネーズで和えてある松島病院風の味付けで、慣れるとこの味付けの方が身体が疲れないので良いと思います。

和食はかなりの回数食べていきましたが、THE煮物は初めての登場です。副菜なので少量ですが、さつま揚げやシイタケなどしっかり味が染みていて美味しかったです。

箸休めの生姜昆布和えは、大根に昆布と生姜の香りが移っているのでとても食べやすかったです。生姜にはショウガオールが含まれているので、お腹の中から温まれるので腸活が捗ります。積極的に食べたい食材です。

第41食:夕食は「豚肉のうま煮定食」

五穀ごはん、豚肉のうま煮、酢の物、味噌けんちん汁、フルーツ

五穀ごはん、豚肉のうま煮、酢の物、味噌けんちん汁、フルーツの「豚肉のうま煮定食」は、豚肉の旨みと野菜の甘みがしっかりと溶け合ったボリューム満点のメニュー夕食でした。

豚肉のうま煮は、豚肉を一口大に切って、砂糖や醤油などで人参、インゲン、ごぼうと共に甘辛く煮込んだもので、柔らかく炊きあがっていてジューシーでした。人参やごぼうなどの野菜も一緒に煮込まれており、豚肉の旨味がしみ込んでいました。大好きなごぼうは、歯ごたえが残っていて食感が楽しめました。

五穀ごはんは、相変わらず香ばしくてモチモチとしていました。栄養価も高くて満足感が得られるので雑穀米は神だと思います。

わかめときゅうりの酢の物は、酢の加減がちょうどよくさっぱりとしていました。消化を助ける効果もあるので助かります。

ところで、味噌けんちん汁は肉無しとん汁と何が違うのでしょうか?

味噌とだしはもっと世界に広めた方がいいと思います。

入院16日目(手術後13日目)の献立を紹介

第42食:朝食は「鮭塩焼き定食」

松島病院 入院16日目の朝食
ご飯、鮭塩焼き、グリーンサラダ、ふりかけ、味噌汁、牛乳

4日前に続いて「鮭塩焼定食」を選択しました。入院以来、メイン料理が被るのは初めてだと思います。

鮭の塩焼きをメインにしたシンプルで美味しい朝食でした。鮭には、オメガ3脂肪酸やビタミンDなどが豊富に含まれているので、普段食べることがないので2回も注文してしまったのです。

グリーンサラダは、茹で大豆も入っていて美味しいかったです。透明な寒天のような海藻のようなものも入っていました。たまにサラダバーなどでも見かけるあの食材はいったい何というのでしょうか?

シャキシャキとした食感とさわやかな味が、鮭でほどよく生臭くなった口の中をリフレッシュさせます。

ふりかけをこんなに高頻度に食べているのは子供の頃以来だと思います。美味しいです。

白米のもちもちとした食感に優しい甘みは、ふりかけごはんによって鮭の味すら引き立ててくれるのだから大したものです。

今日も朝からイソフラボンなどが多く摂取できたので、お尻は痛いですが心を落ち着けるのは難しくないのでは思います。

第43食:昼食は「チキンピカタ定食」

松島病院 入院16日目の昼食
ゆかりごはん、チキンピカタ、ツナサラダ、若竹煮、フルーツ

ゆかりごはん、チキンピカタ、ツナサラダ、若竹煮、フルーツの「チキンピカタ定食」は、鶏むね肉を卵とでコーティングしたソテーをメインにした洋風ランチでした。

チキンピカタは、一般的には鶏肉に塩・こしょうして小麦粉をまぶし、粉チーズを混ぜた溶き卵をつけてバターや油で焼いたもので、表面はカリカリで中をジューシーに仕上げる料理です。松島病院のチキンピカタは、チーズ感こそ感じられませんでしたが、パサつきやすい胸肉をしっとりと焼き上げてあって気分はイタリアフィレンツェのレストランでした。

というのも、チキンピカタはイタリア語で「槍の一突き」という意味の「ピッカータ」から名付けられたそうです。薄い肉をフォークで刺して一回裏返すだけで焼き上がることからこの名前が付いたのだとか。

ゆかりごはんは、ごはんに紫蘇のふりかけを乗せたもので、香りが良いので錦松梅に次ぐトップオブふりかけだと思っています。紫蘇にはビタミンやミネラルなどが含まれているので、汗をかきやすい時期に好んで食べています。

ツナサラダは、千切りキャベツとワカメと枝豆と合わせてある松島病院ならではの組み合わせで、この2週間で茹で豆が大好きになりました。

若竹煮は、旬より早い時期なので茹で筍だったのかもしれませんが、大きめにカットされた筍は春らしくて優しい味わいで美味しかったです。食物繊維やカリウムも多いので、今の私には非常に心強い食材です。

入院16日目(手術後13日目)の夕食を紹介

入院16日目の夕食の献立と食べた感想はこちらのページで公開しています。

イボ痔手術の経過を(ほぼ)ノンフィクションで公開!

私(伊保 治郎)のイボ痔手術の治療前から完治まで、入院で体験した日々を克明に紹介しています。よろしければご覧ください。

この記事で参考にした情報源

私がこの記事を書きあげるのに参照した引用元です。国語教師でも医療の専門家でもありませんので正確ではない解釈をしている可能性があります。必ずご自身で直接参照元をお読みいただくことをお勧めします。

ピカタ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%AB%E3%82%BF

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