松島病院では痔の手術翌日の夕食から一般常食に切り替わり、色どりも考えられた見た目美味しい油分控えめなごはんを食べさせてくれるようになります。
いぼ痔の恐怖に打ち勝ち、いぼ痔手術系(ほぼ)ノンフィクションサイトの主役を務めることになった千葉県出身の伊保 治郎(43)です。
「いほ はるろう」と読みます。(「いぼじろう」ではありません!)
いぼ痔手術の最前線で、いぼ痔完治に身を捧げた伊保 治郎の、イボのない生活を追求した軌跡をお届けするため、この「いぼ痔サポートセンター」を立ち上げました。
このページの情報はイボ痔による不具合を改善したい筆者(患者)が、治療を受けるか判断するために調べた情報を非医療従事者である筆者個人の見解でまとめた記事で構成されています。従って筆者が見聞きした情報源の正確性の保証はもとより、誤訳・誤解釈による見解が述べられている可能性があることを予めご了承ください。
松島病院の献立はどれも美味しい
松島病院には一般病院でたまに見かける追加料金が必要な特別食はありませんでした。
その代わり、一般常食が特別食レベルに仕上がっているのです。
参考:横浜 けいゆう病院の病院食との比較
以下に示す松島病院とけいゆう病院のご飯と伝票に着目いただきたいのです。
松島病院のメニュー例
松島病院の夕食では麦ごはんが週に4回ぐらい、白米が3回といったバランスでした。そして150gです。
けいゆう病院の一般常食例
けいゆう病院の食事メニューについて言及はしませんが、けいゆう病院の一般常食の白米は200gです。
ちなみにけいゆう病院にはパン食がありませんので、麺類が出ないと1日3回、計600gの白米を食べることになります。
けいゆう病院の特別食
けいゆう病院では週に2回だけ夕ご飯が選択制になり、一般常食とアップグレードした特別メニューが選べます。
選択食は別途290円加算されますが、一般食が鶏肉×マヨネーズのところ、豚肉×ママレードになったり、茹で野菜がボイル野菜になったり、絶妙なさじ加減でごはんの量が180gに減量されるのです。
一目瞭然。一般常食よりも色どりが鮮やかです。(写真は個室食なので選択食とは別かもしれません)
つまり、けいゆう病院では、290円の追加によってご飯を活用しなくても栄養が摂れる仕組みを採用しているのです。
けいゆう病院について
けいゆう病院は、神奈川県横浜市西区みなとみらいにある総合病院です。一般財団法人神奈川県警友会が運営しています。1934年に警友病院として開院し、1998年に現在の場所に新築移転しました。臨床研修指定病院、地域医療支援病院となっており、慶應義塾大学医学部の専攻医コースの受け入れも行っています。
けいゆう病院は、最新の医療機器と各科専門医の技術により、質の高い医療を提供しています。特に、手術支援ロボット(ダビンチ)を用いた手術や放射線治療などの先進医療に力を入れています。また、神奈川県有数の分娩件数を誇る産科や、地域のニーズに応える健診・人間ドックなども充実しています。
けいゆう病院は、患者さん一人ひとりにあった医療を提供するため、各分野の専門スタッフが連携したチーム医療を実践しています。コミュニケーションを大切にし、人材育成にも力を入れています。また、臨床研究や情報公開などにも積極的に取り組んでいます。
けいゆう病院は、一歩先の未来へ向かう総合病院として、日々進化は続きます。
松島病院のレシピでは、シイタケや出汁などのうまみ成分を使っているので、淡白ながらも風味豊かなごはんです。
ガツンとした味付けや油っぽいものは手術後の傷口に良くないので食べられないので、外食が好きな人には物足りなく感じるかもしれませんが、松島病院栄養科の献立は日本の伝統的な旨味を活かした「ごはん」を採用しているので、私は松島病院のごはんはおいしいと言っているのです。
松島病院の病院食についてはコチラでも言及しています。
入院日~手術後(4日目昼食)まで
常食がはじまるまでの1食目~7食目までの献立(食事メニュー)については、入院からの主な出来事とあわせて掲載しています。
よろしければご覧ください。
入院4日目(手術翌日・1日目)の献立を紹介
手術翌日の夕食から「常食」がはじまります。いわゆる普通の定食です。
第8食:夕食は「鯖の味噌煮と肉野菜炒め定食」
久しぶりの常食1発目は、麦とろごはん、鯖の味噌煮、肉野菜炒め、なめたけ和えの「サバの味噌煮定食」でした。
サバの味噌煮定食は、日本の家庭料理の定番で、おいしくてヘルシーなメニューですよね。1食目として最高の逸品です。
鯖を味噌と砂糖、酒、みりんなどで優しく煮込んだ松島病院のサバの味噌煮は、白米に麦を混ぜてもちもちとした食感と香ばしい風味をプラスした麦飯と相性抜群で、さらにとろろ(山芋)をかけて頬張ると失神しそうなほど美味しかったです。
脂ののった鯖の身と旨味を引き出すタレは絶品です。
副菜の肉野菜炒めは、豚肉とキャベツ、にんじん、キクラゲを中華風に味付けして炒めた一品です。油をほとんど使っていないことが伺える調理法でも、しっかりと肉と野菜の旨みが楽しめる工夫がされています。なめたけ和えは、ほぼほうれん草で構成されていて、一般的ななめこと大根おろしを和えたものではありませんでしたが美味しかったです。
そんな「サバの味噌煮定食」は、麦とろごはんによって炭水化物の摂取量を調整できるので、ダイエットにも良いだけでなく腸内環境も整います。また、鯖にはオメガ3脂肪酸が豊富に含まれており、血液や脳の健康に良いです。肉野菜炒めやなめたけ和えには、ビタミンやミネラルが多く含まれており、免疫力を高める効果があります。このメニューは、栄養バランスが良くて満足感が高いので、手術後の私にはとてもぴったりな夕食だったのではと思います。
入院5日目(手術後2日目)の献立を紹介
第9食:朝食は「野菜入りスクランブルエッグとふりかけごはん定食」
ごはん、野菜入りスクランブルエッグ、フレンチサラダ、ふりかけ、味噌汁、牛乳の「野菜入りスクランブルエッグ定食」は、栄養バランスの良い朝食にぴったりのメニューでした。
野菜入りスクランブルエッグは、卵に玉ねぎ、グリーンピースなどを加えてふわふわに仕上げた逸品で、上に添えられたケチャップとの相性が絶妙にマッチしていました。キャベツとキュウリのフレンチサラダには、色どりに赤ピーマンも混入していて薄暗い病室が一気に華やかに感じられました。ビタミンやカリウムも摂取できて朝にぴったりです。
ふりかけは、ごはんの味を引き立てるおかずの代わりになるもので重宝しました。もちろん健康に気を遣ってくださっているので、野菜ふりかけです。味噌汁は、日本の伝統的な汁物で、味噌とだしに具材を加えて作られており、ねぎとわかめとえのきが入っていました。牛乳は、カルシウムやたんぱく質の補強になるので飲めて良かったです。
第10食:昼食は「青椒肉絲定食」
五穀ごはん、青椒肉絲、なす味噌炒め、甘酢漬け、フルーツの「青椒肉絲定食」は、五穀ごはんはふっくらとしていて、香ばしくて美味しかったです。
青椒肉絲は赤ピーマンと緑ピーマンで病院なのに華やかな中華定食を演出していました。細切りの豚肉とタケノコのバランスも良く味わい深かったです。なす味噌炒めはなすの甘みと味噌のコクが合っていて、ごはんによく合いました。胡瓜とキャベツの甘酢漬けはシャキシャキで、さっぱりとした味わいでした。フルーツは温州ミカンがひとつだけでしたが、甘くて爽やかでした。
全体的に、バランスの良い定食で満足しました。
第11食:夕食は「八宝菜定食」
ご飯、八宝菜、大根サラダ、中華スープ、黒豆ヨーグルトの「八宝菜定食」は、中華風の味付けが楽しめるメニューでした。
ご飯はふっくらとしていて、薄味ながら旨味の感じられる八宝菜がよく合います。
八宝菜は、豚肉やエビ、キクラゲ、ヤングコーンなどの歯ごたえある具材も入っていて、その頂点にはウズラの卵が乗っていました。大根サラダは、大量の枝豆とわかめによってシャキシャキとした食感で満腹中枢を刺激してくれます。一切れのトマトが口の中をさっぱりとしてくれました。中華スープは、主に長ネギと卵が入っていて、ほんのりとろみがつけられています。黒豆ヨーグルトは、プレーンヨーグルトに甘く煮た黒豆とキウイが入っていて、甘酸っぱい味が口の中に広がります。
この定食は、中華料理の定番メニューをアレンジしたメニューとなっていて、味のバリエーションも豊富で美味しい定食でした。
入院6日目(手術後3日目)の献立を紹介
第12食:朝食は「野菜ソテー定食」
ご飯、野菜ソテー、海藻サラダ、味付け海苔、味噌汁、牛乳の「野菜ソテー定食」は、野菜をたっぷりと摂れるヘルシーなメニューだと思いました。
ご飯はもちもちとしていて、味付け海苔がアクセントに活用できて朝食らしさが溢れます。
野菜ソテーは、色とりどりの野菜と豚肉を蒸し焼き風に炒められていて、ほんのり香るオイスターソースで旨味が引き立っています。海藻サラダは、ワカメやコンニャクのようなものがドレッシングで和えられていて、シャキシャキとした食感と爽やかな味わいが楽しめます。味噌汁は、豆腐が入ったシンプルな具材でも、出汁の風味が豊かです。牛乳は、カルシウムやタンパク質が豊富で、体に良いのでしょう。
この定食は、野菜や海藻の栄養素を朝からバランスよく摂取できる良いメニューで、満足感と健康感が十分に得ることができました。
第13食:昼食は「鶏の南部焼定食」
ご飯、鶏の南部焼、クリーム煮、もずく酢、沢煮椀の「鶏の南部焼定食」は、鶏肉をメインにした肉欲を満たしてくれるメニューでした。
ご飯はふっくらと炊き上がっていて、鶏の南部焼はタレがよく染み込んでいて、肉は柔らかです。ほんのり甘くてゴマ香ばしくて、ご飯との相性が抜群です。クリーム煮は、白菜やにんじんなどの野菜をあっさり目のクリームソースで煮込んであります。もずく酢は、もずくのぬめりと酢のさわやかさが口の中をリフレッシュしてくれます。沢煮椀は、いろいろな具材が入っていて、出汁の味がしっかり染み込んでいます。
この定食は、少し変わった鶏肉を使った調理法を楽しめるメニューだったと思います。栄養バランスも良くて美味しい定食でした。
第14食:夕食は「和風ハンバーグ定食」
五穀ごはん、和風ハンバーグ、ポークビーンズ、みぞれ和え、フルーツの和風ハンバーグ定食は、栄養バランスも良くて美味しいメニューだと思いました。
五穀ごはんは白米よりも食物繊維やビタミンが豊富で、噛み応えがあります。和風ハンバーグは、ふわふわの肉の食感と甘辛いソースが絶妙に合います。ポークビーンズは、豚肉とインゲン豆の旨味がしっかり出ていて、コクがあります。みぞれ和えは、大根おろしとのさっぱりした味わいで、ハンバーグやポークビーンズのかすかな油分をさらってくれます。フルーツは、甘酸っぱいカットりんごが口の中に広がります。
この定食は、和洋折衷の素材や調理法を使っていますが、ハーモニーを奏でていたので満足感と幸せ感を得られる定食でした。
入院7日目(手術後4日目)の献立を紹介
入院7日目以降の献立と食べた感想はこちらのページで公開しています。
松島病院のごはんはやっぱり美味しい
松島病院のレシピでは、シイタケや出汁などのうまみ成分を使っているので、淡白ながらも風味豊かなごはんです。
ガツンとした味付けや油っぽいものは手術後の傷口に良くないので食べられないので、外食が好きな人には物足りなく感じるかもしれませんが、松島病院栄養科の献立は日本の伝統的な旨味を活かした「ごはん」を採用しているので、私は松島病院のごはんはおいしいと言っているのです。
松島病院の病院食についてはコチラでも言及しています。
イボ痔手術の経過を(ほぼ)ノンフィクションで公開!
私(伊保 治郎)のイボ痔手術の治療前から完治まで、入院で体験した日々を克明に紹介しています。よろしければご覧ください。
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